マインドマップの書き方は、あなたが持つ思考の翼を広げる表現方法です。
初めまして、ブザン公認マインドマップインストラクターの近藤です。
マインドマップは言葉とイメージを併用して直接的に思考を表現します。
その思考の表現方法は天才たちが行っていた思考の翼を広げる頭の使い方です。
マインドマップは正式な書き方により、あなたがもっと思考の翼を広げられる表現方法です。
マインドマップは何をするか
マインドマップは思考を直接的に表現します。
直接的とは絵画的で図解的に表現する様です。
それは思考の器である脳が行う思考をまるごと表現する方法です。
そう申し上げたのはなぜか。
思考は言語と時に言われます。
思考は脳活動の表れですから、脳活動は言語活動に現れます。
言語活動を社会的言語と個人的言語とに分けてみましょう。
社会的言語は、いま皆さんが目にしている言葉です。
1つの文化に共通の言語となり、多くの場合特定の文字で表記されます。
数字やアルファベットやアラビア文字、漢字などがその例です。
日本語の場合は、ひらがなやカタカナなども使用しています。
社会的に通用する音声や識字の言語です。
個人的言語は、この瞬間にも貴方の心をよぎる多様なイメージです。
イメージは五感から構成されVAK、つまり視覚(Visual)と聴覚(Auditory)と身体感覚(Kinesthetic)の3つが特に意識されます。
視覚は、色彩や明暗やコントラスト、遠近感など様々な要素を持っています。
聴覚は、音程や音量やリズム、音色などこれまた多様な要素からなります。
身体感覚は、温感や重量感や触覚、内臓感覚があります。
脳の第一言語はイメージ
社会的言語は物事を「明るい未来」や「とんとん拍子で進む」などと表現しますが、前者の「明るい」は視覚的な、後者の「拍子」は聴覚的な、イメージが言葉の言葉の中に現れています。つまり、社会言語は個人言語を自身のなかに取り入れています。社会言語は個人言語であるイメージを蔵していることが分かります。
イメージに関連することですが、マインドマップを考案したトニー・ブザンは「脳の第一言語はイメージである」と述べています。
これを検証してみましょう。手元の時計をご覧になり、その時間の昨日の自分を振り返って見てください。どんなことが思い浮かぶでしょうか。自分がいた場所の情景や周りの音、体の感覚、つまりイメージではないでしょうか。
もちろん、NLP的に観察すると「昨日はどうだっけ」といった内部対話から視覚や聴覚の再現された表象を捉える場合もあります。だから、最初に思う浮かぶのはイメージではなく社会的言語、言葉であると考えるかもしれません。でも、その内部対話の結果として昨日のことを実体的に構成しているのは視覚や聴覚に関わる表象、つまりイメージではありませんか。
この過程から「脳の第一言語はイメージ」とできるのです。
いかにして我々は思考の翼を失ったのか
では、今まで私たちは思考の実態であり、脳に満ちているイメージをどのように表現してきたでしょうか。社会に向けた表現は当然のことながら社会的言語、言葉や文字が中心となるのは事実です。しかし、自分に向けた表現なら脳の第一言語である個人的言語、つまりイメージの使用を許可できるところを、当然のことのように社会的言語を使用しています。
つまり私たちは直接に語りかけ自らの思考を自由に羽ばたかせても良いところを、社会的言語に偏ることにより迂回して自分に語りかけ、自らの思考を束縛しているのです。ずばり、思考は言語の観点から、個人的言語であるイメージを排し社会言語に偏った言語の使用が個人の自由な思考を制約しているようです。
その起源は何か。私たちは今まで個人言語を適切に表現する方法を知らなかったことをまず述べておきましょう。あるいは、産業革命に端を発する規格化や標準化が進むなか、独特な個人の内部を表現した個人的言語としてのイメージの表現は、大量消費を支える大量生産の土台である標準化に則さない規格外のものとして、その方法を知る機会を排除されたのかもしれません。
その排除が、従来のノート法を形成しています。規格化されたサイズや罫線、その中にモノトーンの色彩で直線的に社会的言語である言葉を主に書き続ける書式です。モノトーンとはまさに退屈さを象徴しますが、退屈さのなかに発想の広がりを見いだすことは困難です。
このようにして、本来は社会的、個人的、その両言語に対応していた思考の翼うち、その片翼を喪失したのでしょう。
思考に自由の両翼を与えるマインドマップ
しかし希望はあります。
注目すべき人たちがその希望を見せています。
思考の両翼を自由に羽ばたかせ天才の名を冠する人たちです。
彼らが天才であった特徴の1つが思考の表現方法に表出しています。
その1人がルネッサンス期の天才、レオナルド・ダ・ビンチです。ダ・ビンチが残した多量のノート、レスター手稿に独特の思考表現を見ることができます。
ダ・ビンチの独特さは脳の第一言語であるイメージ、つまり個人言語を思考の表現に巧みに取り入れています。社会言語である言葉を表現した文字の他に、個人言語の表象である絵や図面や図解など視覚的イメージを、またイメージの表現に際してはリズムや響きを感じさせる聴覚的なイメージを、と豊富に採用したのです。
また、間違いなく天才の1人であるアインシュタインは、16歳のときに太陽から光に乗り宇宙の果てまで飛んでいったらどうなるのか、その未来をイメージしました。すると、未来の光にのった宇宙旅行の未来はまた太陽まで自分は戻ってくる、といったイメージだったのです。
そのイメージを社会言語である言語に、論理に、数式に、と変換することで、思索を重ね、10年後にあの相対性理論を彼は世に発表しました。相対性理論が予想する空間の歪曲は、現在では様々な観測の結果として証明され、彼が想像のなかの宇宙旅行の未来で見たイメージ通りだったのです。
こうして、天才たちはイメージ・個人言語を駆使することで直接に自己対話を広げました。自己対話は触発を起こし、発想を広げ、その結果として天才の発露を見せるに至ります。
ダ・ビンチやアインシュタインが行ったように個人言語と社会言語を駆使した思考の表現は、脳科学的に見れば、文字に反応する脳と、イメージに反応する脳は別の部分ですから、様々な表現方法を使うことにより、脳の様々な部分を活用して自由に思考の翼を広げていたと、推察できるのです。
さらに脳の機能分化を提唱したスペリーを引いてくるならば、個人的言語・イメージを豊かに採用することが右脳を活性化させ、平行して社会的言語である・言葉を使うことが左脳を働かせます。このようにして右脳や左脳にそれぞれ特有とされる学術的であり芸術的である思考の両翼が広がります。
つまり、彼の社会言語と個人言語を併用した表現方法が自身が有する左右の脳活動を豊かにし、彼自身の思考を天才の域にまで高めたと言って差し支えないでしょう。つまり、思考の表現方法が人を天才にしています。その天才の表現方法を国際的に定型化したものがマインドマップの正式な書き方です。
マインドマップは人を天才にする
天才たちに注目した思考の表現がマインドマップです。
冒頭で、マインドマップは思考を直接に表現する、と述べました。
ここで、天才的な表現方法は思考を直接に表現する、としてみましょう。
マインドマップは天才的な表現方法と言えるのではないでしょうか。
人を天才にする思考の表現法なのです。
思考を直接的に表現するのです。
マインドマップは脳の第一言語であるイメージを直接的に表現する。
その表現形式により思考に自由の翼を与えるのです。
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35歳前後の皆さんを始め、多くの方が夢を叶えるのに役立つ、世界的な能力開発法であるマインドマップやNLP(神経言語プログラミング)の有益な情報を提供しています。BLI(ブザン公認マインドマップインストラクター)でNLPトレーナーの近藤哲生が執筆する、実践的脳トレ講座です。
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